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①.モロッコの旅(首都ラバト&ワイン産地メネスクの世界遺産)

昨年11月、スペインよりジブラルタル海峡を渡り、モロッコのタンジェ1泊し魅了され、
更に内陸へ向け、再びモロッコの地へ。

9/19-29’09という、偶然にも⑨のぞろ目の日程で、日本よりS子さん、NYよりK子さんの
女3人旅にて、カサブランカから時計周りにフェズ・サハラ砂漠・マラケシュと、悠久なる
モロッコ探訪の旅となった。

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途中ハプニングもあったが、アフリカ大陸の雄大な大自然に癒され、イスラム建築・
インテリアに魅了され、また、モロッコ人の助け合う、支え合う心に感動した。


NYからモロッコまで直行便で約8時間。
日本からはドバイか、パリ経由にて、約16-8時間はかかるよう。
朝焼けグラデーションが美しい。 (行きの機内より)


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*9/20(Sun.)
カサブランカの空港に到着すると、入国審査官3,4人という少数体制により、大勢の入国者列に1時間半も並び、いきなり疲れてしまった。002.gif
到着した日は、イスラム教でいうラマダン(断食)の最終日だったので、ほとんどのお店は
閉まり閑散としていた。カサブランカの街中は車・バイク、チャリなど交通量は多く、排気ガスの汚染がすごい。
また、交差点に信号がなく、慣れない歩行者は命がけで渡るなど、イメージしていたカサブランカとはやや違うものだった。通り道の花屋さんより、突然ピンクの薔薇をいただいたので、このWelcome Rosesはそのままホテルのレストランのテーブルに飾る。シュクラン!

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*9/21(Mon.)
カサブランカから北へ車で約1時間半の首都ラバトへ向かう。
最初の観光スポットは、ムーア様式の建築物である「ハッサンの塔」。
このミナレット(塔)は未完成で、本来高さ88mになるはずが44m止まり。

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隣のムハマンド5世の霊廟、この日はモロッコ王がラバトに来ている為、入場禁止。

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ラバトからメネスクへ。オリーブ畑や果樹園など広大な農業地帯を約1間半走る。

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メネスクは水も美味しく、ワインの産地としても有名な街。メネスク産ワイン。

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メネスクは、9世紀、ベルベル人(モロッコの先住民)により建設され、17世紀後半は首都として栄えたそう。北アフリカで最も美しいとされる王都エリアのメインゲートであるマンスール門。
1732年に完成したマンスール・エルアルージュ門は、「改宗者の勝利の門」という意味で、
由来は、キリスト教だったマンスールがイスラム教に改宗したためだそう。

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ランチは、街中のモロッコ料理のレストランにて。
ピンクとパープルという女性的なインテリアのレストラン。素敵!

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ランチ・メニューは、インド料理のサモサみたいなフライとモロッコを代表するタジンという
土鍋料理。

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鍋の中身はイカ飯でした。


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レストラン屋上からの眺め。

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3人で日光浴タイム。左より、K子・S子・Yuki
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午後の観光は、ムーレイ・イスマーイール廟。
1666年~の第2代スルタン(権力者)イスマイルの墓が安置されているモスク。

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フランスびいきだったイスマイル、煌びやかな王都の建築を夢見て作られた建築という。

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奥には、イスマイルの眠る部屋があり、珍しく、祈りの部屋も撮影可でした。
畏敬の念を込め祈った後、墓のある部屋を撮影すると連結オーヴが写る。

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メネスクで見かけた街の人々。

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次はモロッコ最大の古代ローマ遺跡、1997年、世界文化遺産に登録されたヴォリビリスへ。

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紀元前40年、ローマ帝国の属領だった町で、当時はここに2万人が住んでいたそうだ。
広大なオリーブ畑、小麦畑に囲まれている2359mの城壁。

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凱旋門、神殿、浴場、公共広場、オリーブ油の製造所、床のモザイクなど見事に保存されている。

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石柱(左端)の上にコウノトリの巣が。

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な~んの音もない“寂”を満喫し、しばし瞑想に浸りたくなるスポットでした。

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再び高野を走り、今夜の宿泊地フェズへと向かう。

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夕日も美しく、こらからの道中に胸が高鳴る・・・・

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                 056.gifフェズへつづく 
by yukistar88 | 2009-10-04 11:52 |

NY在住ヒーリングセラピスト。スピリチュアル、空や旅など、好奇心旺盛なる日記を写真と共にお届けします。


by ☆Yuki