②.ナイル川中流ルクソール西岸の神殿巡り(ハトホル神殿他)

*9/22(Wed.)/2010
カイロからルクソールまで国内線で約1時間。
ルクソール中心から約50km西岸、車で90分の位置にあるハトホル神殿(デンデラ)へ。
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鳥のさえずりしか聞こえない静かな平原にその神殿はあった。
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このハトホル神殿はとても興味があり、というのも、ここは女神の力によって、
癒しの奇跡が起こる場所とされ、巡礼地としても崇敬されているパワー・スポット!
こんなスケールの大きい神殿は初めてで、エジプト神殿の中では、私的にはベスト2!
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ハトホル信仰というのは、紀元前3000年(約5000年前)からあり、
ハトホル神は牛の女神で「愛と豊作」。愛がなければ子供ができないように、
愛がなければ作物もできない、ということで「愛と豊作」の女神で、
角と太陽円盤を持っている。これがギリシャ神話ではアフロディーテとなり、
ローマ神話ではヴィーナスとなったそう。
この2人の女神は有名だが、原型はこのハトホルということだ。053.gif
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ハトホル神殿は、古代神殿の中で最も保存状態がよく、ほぼ完璧な状態で残されている。
   ほんま見事やわ~。039.gif
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神殿の屋上へも昇れ、そこの奥の部屋には天体図があるが、本物はパリのルーブル美術館に
展示されているそうで、これはレプリカ。
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クレオパトラは、王宮にいる時は自分のことをイシスと呼ばせ、イシスとハトホルは、
「美しくて賢い」、「美しくて優しい」といった女性の2面性から、この2人の女神は
理想的な女性となるのだそう。

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このハトホル神殿の壁に刻まれた数々の十字架「アンク」・・・
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アンク十字架は、私は意味も知らずに20年前から愛用していたお気に入り。
今回エジプトに来て私にとって一番の収穫は、十字架「アンク」の意味を知ることができたことかも。
アンクは最もパワーのある文化的宗教的シンボルで、エジプトの言葉で「人生・生きる」を意味し、
また「幸せの鍵」ともいわれている。

私が長年愛用しているアンクペンダントヘッド↓、今年3月に落として割れてしまい、グルーでつけている。
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034.gif更に調べてみると・・・、
{アンクは「ナイルの鍵」として知られ、大地(この世?)と死後の世界の繋がりを創造した。
神がアンクを握ると、彼らは生と死の力を支配し、それによって彼らは不死(永久・不変)となる。
また溢れ出る神の高潔の源であり、不死の秘薬であったことから、アンクを掴むことは、
生命の泉から飲むということも意味する。いわゆる「永遠の生命」「来世の生」の意味ということ。
この解釈の理由は、輪っかが始まりも終わりも持たない完全なシンボル、エジプトの神々から
生じる霊的な要素のために、魂が永遠であることを意味する。
更にアンクは水に関係し、全ての生命を支えるものであり、同様に葬祭儀礼にも使用された。}

この後の神殿巡りでも、この「アンク」を次々と目にすることになり、エジプトとの縁を感じていく。034.gif
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*次は「王家の谷」へ
全面撮影禁止のため写真なし。
ルクソールの市街地から完全に隠された場所で、広大な岩山の敷地にある「王家の谷」。
古代史の奇跡ともいうべき高貴な墓群で、現在まで64の墓が発見されている。
1922年、ハワード・カーターによって発見されたツタンカーメン王以外の墓は
すべて盗掘を受け、現在12の墓が公開されている。その中の3つを見学した。

裏話だが、ミイラ盗難の理由として、ミイラは今でいうバイ◎グラの効果が
あるらしく、10g$3000で売買されるそうだが、真実だろうか?005.gif

「ツタンカーメンの墓」見学もオプションであったが、あまりの暑さに放心状態・
無気力になりパスする。042.gif

*次は、広大な敷地の遺跡「ハトシェプト女王葬祭殿」へ。

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ここは、紀元前1500年頃、エジプトで最初の女王となったハトシェプストのための葬祭殿で、
ルクソール西岸・王家の谷の東側にある断崖前に建てられている。
当時、エジプトでは女性は王になれなかったが、他方で王の嫡出の長女には王位継承権が
あり、その夫が王になるという現在では複雑な制度かも。
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紀元前1500年ころの建造物とは思えないくらいモダンな3階建て。
建物からの景色。
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アヌビス神は犬の頭をした神様。
古代エジプトでも番犬はいたのか、アヌビス神は墓の守り神で、ミイラを作る神。
アヌビス神礼拝所には、アヌビス神の坐像。
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右下はホルス神とトトメス3世。
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2階テラス左端はハトホル女神の礼拝所で、王の立像が並ぶ。
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ここは1997年、日本人観光客も犠牲となったテロ事件が発生した場所で、
無差別な悲惨な事件として記憶している。今では、エジプトはどこも厳重警備
体制が敷かれている。

*田園風景の中にある「メムノンの巨像」 
ナイル川と王家の谷の間に広がるテーベの平原に立っている2つの巨像。
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かつてはアメンホテプ3世の神殿があり、その通路に立っていたものらしい。
風が強い日には、巨像が歌を歌うのだそう。どんな歌声でしょう。060.gif
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064.gif*2:30pm、オープンエアー・スペースのアフリカン風なレストランで遅めのランチ。
        すっかり腹ペコよねぇ。011.gif
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暑さで喉が渇き、炭酸のシュワシュワ感が喉を潤す。
ランチメニューは、ヒヨコ豆のハマス、ポテト・タジーン、フィッシュフライとライス。
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視線を感じるその下にゃ・・・・おねだりニャンコ登場!
     ちょっと豚猫ちゃんぽ~っ。下から見ないでにょ~。

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本日の観光も終わり、ホテルまでの車中では3人とも居眠り。014.gif

夕食時、そろそろ閉店となる頃に折り鶴を始めると、ウエイターが珍しそうに見ていた。
折り鶴をプレゼントすると、次々と人が集まり注目の的。
厨房のシェフ達も折り方をおしえてほしいということで、折鶴大使K子の出番!
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シェフ達は真剣に折鶴を折り、完成すると大喜び!子供らへも見せたいと大好評!
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レストランのマネージャーも大歓迎!帰り際、店の中央にあるモニュメントに目がいき・・・
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ツタンカーメンの頭上に、真っ赤な1羽の折り鶴を飾らせていただくことに。
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こうして平和のシンボル「折り鶴」は、ルクソールへと羽ばたいていった。072.gif

今宵は中秋の名月。ガーデンで月光浴し、暑く長い一日は終わった。

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           ホテルで見かけたライトとトカゲの図。 
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072.gifNews!
ずっと気になっていたチリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山の落盤事故で、
地下約700mに閉じ込められた作業員33人を救出するためのトンネルが
9日午前8時頃、地下の坑道まで貫通し、掘削工事が完了したそうで、救出作業は
12日にも始まる見通し。8/5の事故発生から2カ月余り、33人の生存確認から
間もなく50日間となるが、全員生還の姿をイメージしています。


      

③.「ルクソール東岸とアスワンの神殿&NY上空UFO最新映像」へとつづく





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Commented by chiemittii at 2010-10-10 17:15
すごいっ!!!なんか今回は、こっちも同時にアプされてる?!って思って来てみたらやっぱり!!!
写真がでっかいので、やっぱり、いいですね!!!

おおおおおお。
テロ、もうそんな前ですが、今でも厳重警戒されているのですね。
それは安心。
あの後ちょっと怖くなってしまったのもあったんですが、それを聞いて、やっぱりぜひともいつか行ってみたいですね。
っていうか、なんかピラミッドより、この神殿の写真みたら、こっちにすごい行きたい!!!!!!って思ってしまいました。
イシスさんとか、犬神さんとか。(笑)

折り鶴すごい!!!
すごいところに羽ばたいて!!!笑。

ミイラが盗掘される理由ってそういうことだったんですね〜!!!
ミイラをそのまま売ったとしても、そうそう自慢できるわけでもないし、なんでわざわざ?と思ってたんですが、そういう目的で使われちゃってる、ってことなんですね。

それにしても5000年も前の物がこんなに立派に残ってるってすごいですね。。。
Commented by yukistar88 at 2010-10-10 21:11
*chiemittiiさん
同じ内容なので、同時アップにて・・・。(汗)

ブログ紹介ありがとう!あと3-4話かな。
最後のシナイ山編は、ごっつぅ期待してくださいね!

数年前までテロ事件が多発していたようです。
エジプトは観光収入は大事ですから、それだけに
警備体制は厳しく、いくつも検問がありました。

ピラミッドの他にも見所あるんですよね。
神殿の規模はどこよりもスケールが大きく、
砂漠体験は貴重かも。

ミイラ盗難理由・・・どの時代も男性は求めるのですね。

ドライな気候が保存に適しているのでしょう。
ここでは古代で時間が止まっているかのようで時代錯誤気分に。
Commented by at 2010-10-12 10:40 x
ハトホル神殿はベスト”?
ではベスト1は?
アンクは至るところの壁画で描かれていましたね。
メムノンの巨像のあたりは暑さであんまり覚えてない(^_^;)
Commented by yukistar88 at 2010-10-12 21:38
*Sさん
ハトホル神殿はベスト2!
ベスト1は、次に登場するカルナック神殿ですが、Sさんは?

「メムノンの巨像」もですが、「王家の墓」も辛かった。所々、暑さのため記憶薄ですね。
コム・オンボもサーと見ておしまい。見落としは結構あるかも。
Commented by S子 at 2010-10-13 10:06 x
私もカルナック神殿がいちばんでした。
あの広大な敷地に風が通って、とてもすがすがしかったですね。お昼の暑い時行ったとしても、日陰が多かったので
それほど辛くなかったと思います。
Yukiさんにお聞きしたい事がありました。
後になってわかったけど、ハトシェプスト葬祭殿ではテロで60人の人々が命を落としました。
何か感じましたか? 
Commented by yukistar88 at 2010-10-13 10:54
*S子さん
やはり!
朝一、誰もいない空間もよかったですが、神殿を吹き抜ける風も心地良かった。

日中に周った観光スポットは記憶が薄いかも。

ハトシェプト葬祭殿の観光も暑くてじっくり見ていなかったね。

テロ事件で亡くなった方たちというより、
ハトシェプト女王が何かいいたそうで、
彼女はエジプトの歴史上初の女王なんだけど、
もう少し調べる必要がありそう。
Commented by S子 at 2010-10-13 12:19 x
クレオパトラも何人もいましたね。

ハトシェプスト女王は男の時代に貿易をしたりして、なかなかのやり手でしたね。
その何人かのうちの一人なんでしょうけど。
私も興味あります。
何度も言いますが、中国の西太后とだぶります。
Commented by yukistar88 at 2010-10-13 21:22
*S子さん
意外とクレオパトラのことは知られていなかったりしますよね。
こちらも勉強不足でした。反省・・・。

そうハトシェプト女王は通商に力を入れたファラオなんですよね。
文明が栄えていた古代エジプトでは大活躍だったことでしょう。
今はこれという産業がないといっていたね。あえていうなら綿だと。
なので観光収入に頼るしかないので、エジプトの祖先に感謝でしょうね。

エジプト編、ちょっと休憩してしまいました。
by yukistar88 | 2010-10-09 23:39 | 世界の旅 | Comments(8)

NY在住ヒーリングセラピスト。スピリチュアル、空や旅など、好奇心旺盛なる日記を写真と共にお届けします。


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