日野原重明先生のNY講演(5/10’08)

聖路加国際病院理事長の日野原重明先生(97歳)のNY講演会に行ってきた。

行きのフェリーで隣に座ったワンちゃん、風に吹かれ毛がなびいて気持ちいいのだ~。

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講演会の前に時間があったので、会場に近いセントラルパークを散歩。
馬車に揺られての観光も気持ちよさそう。


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お天気もよく、若葉がキラキラ美しい!

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彼のNY講演を聴くのは今回2度目で、前回は2005年6月18日に行われ、当時93歳でした。
その時の講演会で、私にとって印象に残った言葉は、「75歳が人生で一番いい時。」と
「やられたらやり返す心がある限り、平和は来ない。」と「南半球を救え!」でした。

その中の「南半球を救え」に関しては、タイミングよく、その数ヶ月後にペルーに行くことになり、
学校へ行けない4-12歳の子供達が酪農や農業の手伝いをしている現状を事前に知り、
そんな姿に胸を打たれ、何かできることはないかと、私達は文具や古着を、現地のガイドは
食料など働く子供達に手渡したのでした。

それはほんの一部の子供達、ほんの少しの奉仕だったかもしれないが、ペルー、もしくは
途上国で生活に困る人々がいる情報を得たなら、微かなことでもいいので、私達が協力
できることを心がけておいてほしい。


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 (子供が赤ん坊を背負って労働しているのだが、少女らのピュアな笑顔に逆に癒されて。)

今回の日野原先生のNY訪問目的は、日本人として初めて米国大陸に上陸した人物、
ジョン万次郎の「ホイットフィールド・万次郎友好記念館」の記念館開設式典(5/7)と講演会(5/10)である。

当時、14歳のジョン万次郎が太平洋を漂流し、救助してくれたアメリカの捕鯨船の船長の
自宅に万次郎はお世話になった自宅が一昨年秋に売りに出されたことを知った先生が
買い取り、老朽化した家を記念館として修復させようと募金を募り、約1億円の総工費を
かけ完成。この船長宅は記念館として、マサチューセッツ州フェアヘイブンに寄付し、
5/7の記念式展では、日米友好コンサートなども行われたようだ。


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*ジョン万次郎に関して:

5/10の講演会の観客は262名で、その中には、ジョン万次郎友好記念式展と講演会に参加するツアーとして、
日本から70名の人達も含まれていた。また、この講演会費の全てはジョン万次郎友好記念館に
寄付されるという。


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健康にいいとされるモーツァルトの曲の演奏会から始まり、その後の講演会では、
日本の文明開化のために日米友好の架け橋として大きな役割を果たしたジョン万次郎の
生き方に触れながら「輝いて生きるとは」について語ってくださった。
97歳でも、80分間立ちっぱなしのトークとは・・・頭が下がる思いなり。


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病気、失敗や苦労を経験することで、弱い人の立場がわかるし、人の痛みがわかるようになるので、必要なこと。
これは人種差別を経験してきたオバマ大統領にも当てはまること。

時よりユーモアも混ぜ、会場を笑わせる。
「私は、次回100歳になった時に、またNYに来ると思いますが、よく数年後にまた
会いましょうと再会の約束をするのですが、その時まで、皆さんの中で先にいなくなって
しまう方がいらっしゃるんですねー。」と淡々とおっしゃり、会場は大爆笑。


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                            (↑ここにおわすは大村博士では・・・)

そして、先生のいう新老人とは75歳からを差し、そのスローガンとして、

*愛し合うこと。

*やったことのないことにトライする。

*辛いことがあっても耐える。

そういえば、5/2に亡くなったロック歌手忌野清志郎さんは、「愛し合っているかい!」が口癖でしたね。

そして最期のメッセージとして、次世代に伝えることだと・・・。
この講演会に来る前に、なぜか頭の中に「伝授」という言葉が浮かんできていたので、
今に必要なメッセージだったようだ。私達が経験したことや功績・実績をただ残すことでなく、
それらを次世代に伝授していくことが大事ですね。


そして長寿ばかりがいいとは思わないが・・・・というのも、2005年の日野原先生の講演会の日、
講演後に、筋ジストロフィーが原因で、20歳で逝去した青年の葬儀に参列した。
日野原先生の講演でも、大勢が元気を受け取り、長寿を目指す目標をという一方、
この青年の死からも彼の人生を振り返り、葬儀に参列した多くの人が元気をもらえたという。

葬儀では、青年の幼少から今日にかけて生前の様子をビデオで見せられ、彼には
悲しい表情など全くなく、なん時も笑顔が絶えない。車イスでの生活、不治の病を
抱えながらも、人との出会いや交流など一瞬一瞬を大切に生きてきた。そんな悔いの
ない人生だったこと、彼の生き様から見えてきた。

あの日、全く異なる2人を同時に見せられ、日野原先生のように長老でありながらも
現役で活躍する姿から勇気や希望を、そして20歳という短命な人生でも有意義に
過ごした青年の姿勢を見て元気をもらえたことも、そこには長寿であろうが、短命で
あろうが、人生を悔いなく謳歌し、今を大事に充実した日々を送ることで、今世生まれ
てきたことへの達成感を感じわえるのではないでしょうか。


講演後は、先生はサインや握手に応えてくださり、私も握手を。
温かく柔らかい手の感触、
そして力強くギュッと握ってくださるのは、日野原先生の愛情の深さを感じた。


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          日野原先生の周囲には聖霊なるオーブが漂っている。

数年先までスケジュールは決まっているということでしたが、次回、お会いできるのは
2-3年後ですね。お待ちしております。


あら、前日、お会いしたばかりのOリングの大村博士も取材を受けているではありませんか。
昨日の今日と、同じ席に座っていました。ご縁があるようで。


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この週末は、人生の大先輩2人より貴重なお話など伺えたことに感謝。
有難うございました!

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Commented by kyokospa81 at 2009-05-15 22:21
日野原先生の若い事にびっくり~!!
すごいね~!!
やっぱり老化は意識するとやってくるらしいから、考え方が大事なんだね~。
Commented by yukistar88 at 2009-05-16 23:05
*kyokospa81さん
私達は、日野原先生の半分の年齢にも達していないのだから、頑張らねば。

今から、心がけていけば、老化もなんのその。
そのためには運動と食生活、そして心の在り方が大事でしょうね。
by yukistar88 | 2009-05-12 03:05 | 健康 | Comments(2)

NY在住ヒーリングセラピスト。スピリチュアル、空や旅など、好奇心旺盛なる日記を写真と共にお届けします。


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