レインドロップ・マッサージ(5/22)
2009年 05月 25日
この日は、郊外に住む紀子さん宅へ。
この日は、郊外に住む紀子さん宅にて、日本から来ていたMさんが、レインドロップ・
マッサージの指導をするということで、私も参加し、教えていただくことに。
Mさんは主婦なのだが、今回はアメリカ1ヶ月半一人旅で、特に予定を決めることなく、行き当たりばったりでスケジュールをこなすようで、最終目的地はシャスタ山と決めているそうだ。最近、シャスタ山に行く人がどんどん増えているようで、私もレムリアやシャスタ山には興味あるので、いつか訪れてみたい。
今回初めての訪問した紀子さん宅は、緑に囲また小川も流れる環境の一戸建て。
紀子さん宅のキッチン拝見。窓から見えるグリーンも生えて、絵になる空間だ。
(本人の許可済み)
そして、リビングルームに何気に置かれていた昭和の香りが漂う「茶タンス」に目がいく。
なんと60年以上前の骨董品で、昔、SFで日本のアンティークのコレクションをしていた米兵から安く譲ってもらったものだそう。数年前の値打ちで$2,000したそうだが、見ての通り、素朴なデザインで、使いやすさ、素材も素晴らしく、私もほしくなってしまった。
さて、本題のレインドロップ・マッサージ(Rain Drop Treatment) とは、1980年代に、アメリカのゲリー・ヤング自然療法学博士が考案したもので、原液のエッセンシャルオイル(精油)を用いて背骨を中心に、背中に対して行うメディカル・アロマテラピー・トリートメントのことをいう。
元々は、アメリカの先住民族が心身を癒すためにオーロラのエネルギーを身体に取り入れていたことにヒントを得て開発され、脊柱側湾症や脊柱後湾症、坐骨神経痛など、慢性的な背痛に効果的とされている。
背中にポトッポトッと、優しく降る雨だれのように一滴ずつ精油を垂らし、ゆっくりと身体に染み込ませていくところから、「レインドロップ(雨だれ)」と名付けられたそうだ。
オレガノ、タイム、マジョラム、ペパーミント、バジルなどの高品質で純度の高いエッセンシャルオイルを原液のまま脊柱に垂らし、体内に染み込ませ、脊柱(骨)だけでなく、筋肉や脊柱を通っている脊髄神経にも作用するので、別名「脊髄トリートメント」とも呼ばれている。
使用するオイルは、抗菌作用や抗ウィルス作用も持ち、脊柱から体内に染みこんだエッセンシャル・オイルは、血液にのって全身をめぐり内臓や様々な器官、細胞の隅々まで届き、機能の向上、免疫力アップ、ホルモ ンバランスの調整、組織の再生、解毒促進など行う。
心身疲労、エネルギー充電、免疫力アップ、デトックス、背骨の湾曲、骨盤の歪み、坐骨神経痛、肩こり、ヘルニア、腰痛、冷え性、不眠症、ストレス解消 脳の一部や自律神経の調整やホルモンの調整、トラウマなどからの解放、気分の高揚、ストレス解放などにも作用し、トリートメント後の持続性は、約1 週間程度あるという。
また、エッセンシャルオイルは嗅覚からの作用があり 背骨の中に溜まった毒素(環境や食生活から体内に蓄積される有害な物質、怒り、悲しみ、妬み、後悔、抑圧、自己否定、落胆、虚しさ、嫉妬、欲求不満などエゴの感情)を排出し、ネガティブなエネルギーを解放し、肉体・エネルギー・魂のレベルを整えるのにもいいとされている。確かに香るだけでもかなり効果的でした。
日本の古神道では、「人間の脊柱こそ、その脊髄に天地の神を宿し、自己一切の業をここに記録しており、各自がこの脊髄を清めなければ過去のカルマは消失しない。これを清めたら罪も穢れも消滅する。」という考え方が残っているようだ。また、インドでも、脊髄はクンダリーニ(第一チャクラ)が上るとして、古来より大切にされている。
本日仕入れたフレッシュな大正海老とソフトシェルクラブ。
ソフトシェルクラブは、米東海岸、大西洋でとれる脱皮したての蟹(メリーランドクラブ)。
海老はフライにして、タルタルソースで、ソフトシェルクラブは竜田揚げにして、ポン酢でいただきます。「Yummy~!」
今夜の夕焼け雲は、翼にいぶし銀をまぶしたようで、美しかった。